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ご覧いただきありがとうございます。『本草綱目』(ほんぞうこうもく)は、中国の百科全書的な本草書[1]。本草学史上、掲載品目及び引用文献の規模からみて中国を代表する著作とされている。明代の万暦帝時代、本草学者の李時珍が1578年までに原稿を完成させ、その後推敲を重ねて最終的には1596年に刊行された。薬草を分類集成した薬学百科全書であるが、薬草以外の植物百科としても貴重な情報を伝えている。『農政全書』、『崇禎暦書』などとともに、明代の高い学問水準を示している。作者は明代の李時珍(1518年 - 1593年)で、1578年(万暦6年)頃に脱稿、死後の1596年(万暦23年)に南京で上梓された。李時珍は本書の執筆にあたって26年の歳月をかけ、700余りの文献を調査し、自らの調査と合わせて約1900種の薬物について記載した。中国の『神農本草経』以降の歴代本草書は、前の本草書に増補改訂する際に先人の文を直接改めるのではなく、見解の相違があれば新註の中で述べるという共通の原則が守られたが、『本草綱目』では全く新しい独自の見解に基づく構成となっている。1951年には世界和平会議ウィーン会議で世界文化著名人の史冊に掲載された[4]。また、2011年5月22日から25日にかけて開催されたユネスコの会議にて「世界の記憶」に登録された。日本にももたらされ、江戸時代の貝原益軒は『本草綱目』をもとに、日本の薬草を研究して『大和本草』(1709)を著し、本草学を発展させた。サイズ 重さ約4.2キログラム前後コレクターの祖父から譲り受けた物を整理していて出てきた物のひとつです。状態などは、画像でよくご確認いただき、ご自身でご判断ください。
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『本草綱目』(ほんぞうこうもく)は、中国の百科全書的な本草書[1]。本草学史上、掲載品目及び引用文献の規模からみて中国を代表する著作とされている。明代の万暦帝時代、本草学者の李時珍が1578年までに原稿を完成させ、その後推敲を重ねて最終的には1596年に刊行された。薬草を分類集成した薬学百科全書であるが、薬草以外の植物百科としても貴重な情報を伝えている。『農政全書』、『崇禎暦書』などとともに、明代の高い学問水準を示している。
作者は明代の李時珍(1518年 - 1593年)で、1578年(万暦6年)頃に脱稿、死後の1596年(万暦23年)に南京で上梓された。
李時珍は本書の執筆にあたって26年の歳月をかけ、700余りの文献を調査し、自らの調査と合わせて約1900種の薬物について記載した。
中国の『神農本草経』以降の歴代本草書は、前の本草書に増補改訂する際に先人の文を直接改めるのではなく、見解の相違があれば新註の中で述べるという共通の原則が守られたが、『本草綱目』では全く新しい独自の見解に基づく構成となっている。
1951年には世界和平会議ウィーン会議で世界文化著名人の史冊に掲載された[4]。また、2011年5月22日から25日にかけて開催されたユネスコの会議にて「世界の記憶」に登録された。
日本にももたらされ、江戸時代の貝原益軒は『本草綱目』をもとに、日本の薬草を研究して『大和本草』(1709)を著し、本草学を発展させた。
サイズ 重さ約4.2キログラム前後
コレクターの祖父から譲り受けた物を整理していて出てきた物のひとつです。
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